小坂鉱山鉄道鍋普及プロジェクト

小坂・鉄道まつり2025で「小坂鉱山鉄道鍋」が出発進行!

2025(令和7)年10月12・13日の2日間、小坂鉄道レールパークで行われた「小坂・鉄道まつり2025」で『小坂鉱山鉄道鍋』がふるまわれました。

『小坂鉱山鉄道鍋』の定義は「小坂産の食材をひとつでも使っていればOK」ですが、この日振舞われた鍋は、小坂が誇るブランド豚・十和田湖高原ポーク「桃豚」の豚汁。具材のうち「じゃがいも」と「人参」も小坂産。鉄道鍋であつあつに仕上げて振舞われました。

初日の12日は少し肌寒いあいにくの空模様でしたが、販売予定分を完売。あつあつの”鍋っこ”であたたまる来場者の皆さまの姿も多くみられました。

13日は雨が上がり、晴れ間ものぞく中、テントの前には多くの来場者の皆さまで行列ができ、初日以上の速さで販売予定分を完売しました。

次はどこでどんな味の『小坂鉱山鉄道鍋』が登場するのか?!いろいろな工夫をしながら、この新しい”鍋っこ”文化を育んでいきますので、皆さまもぜひ楽しみにしていてください。

機関士などに扮した観光産業課職員が提供

鍋からはいい匂いが・・・

テント内に設置された鉄道鍋に関するパネル

機関士姿が似合う田代隊員と
小坂町マスコットキャラクター「かぶきん」

「小坂鉱山鉄道鍋」とは・・・

日本初上陸...かもしれない!?
~スペイン伝統の調理器具「鉄道鍋」で振る舞う小坂鉱山への誘い~

スペインから輸入した「鉄道鍋」

小坂町の文化や歴史を掘り下げ、その価値の再認識とともに多くの人に伝えることができるよう、新たな取り組みとして、スペインから伝統的な調理器具「鉄道鍋(オジャ・フェロビアリア)」 を輸入しました。
この鍋は 『日本初上陸...かもしれない』としましたが、インターネット上で検索してもリストアップされないことから、そのように表現しました。輸入元のスペイン北部の鉱山地帯では地 域イベントの中心として多くの地域団体や飲食店によって活用されているものです。

地域おこし協力隊「明治百年プロデューサー」より

田代俊之(たしろとしゆき)隊員

令和7年4月着任

小坂鉱山で働いていた人たちやその家族は、どんなものを食べていたのだろう? そんな素朴な疑問が、『小坂鉱山鉄道鍋』の取組みの原点です。 小坂町には、昔から鍋を囲んで語り合う“鍋っこ”の文化があると教えていただきました。そこに、私がスペインで学んでいたときに出会った“鉄道鍋”の存在が、偶然にも重なったのです。 鍋の中身は、小坂町の食材を一つでも使えばOK。最初の一杯は、「みんなのお店わいわい」さんと一緒に考えていますが、これからは、皆さまの記憶や工夫を取り入れて、小坂町ならではの新しい鍋っこ文化を一緒に育てていきたいと思います。

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更新日:2025年10月16日