令和8年1月7日

「鹿角地域文化財保存活用地域計画」の文化庁認定について

鹿角市と共同で策定した鹿角地域文化財保存活用地域計画は、令和7年12月19日に開催された国の文化審議会文化財分科会において答申を受け、同日文化庁長官から認定されました。

文化財保存活用地域計画は、平成30年の文化財保護法の改正により制度化されたもので、市町村における文化財の保存と活用に関する総合的な法定計画であり、市町村の総合計画の下に位置付けられるものです。

本計画は、文化圏を共有する鹿角市と小坂町が課題や方針を一体的に捉え、地域内の文化財を保存し活用するための将来像や方針、具体的な取り組みをまとめたものであります。計画期間は令和8年度から令和17年度までの10年間としており、秋田県内では5件目の認定となりました。

計画では、旧小坂鉱山事務所や康楽館などの国指定重要文化財を始めとする指定・登録文化財116件のほか、未指定の文化財1,500件あまりを対象としており、「保存」、「磨くつなぐ」、「活用」の3つを基本方針に掲げ、それぞれの方針に基づき、計画的な現状調査や記録作成、無形民俗文化財の後継者育成、有形文化財のデジタルアーカイブや記録映像のデジタル化など具体的な取り組みを記載しています。

また、鹿角地域の特徴をテーマごとにまとめた関連文化財群を5つ設定し、豊かな自然環境や、鉱山に関係した文化財、住民の生活に関わってきた民俗行事など、指定・未指定に関わらず、関連する文化財を包括的に保存・活用するための取り組みもまとめています。

今後はこの計画に基づき、文化財所有者、住民や関係団体、専門家、行政が連携協力しながら、文化財の保存・活用を図り、歴史や文化、自然環境を次世代へ継承し、文化財を通して地域の活性化を図りたいと思います。

更新日:2026年01月07日