令和5年10月3日

本日10月3日正午から、ふるさと納税の制度を活用して、小坂鉄道レールパークの貴重な車両や施設保全維持を目的としたクラウドファンディングを開始いたします。期間は12月31日までです。

皆様ご承知のとおり、小坂鉄道レールパークにある宿泊施設「ブルートレインあけぼの」は、新型コロナウイルス感染症の影響による観光需要の減少により、令和2年度から営業休止となっております。

その後、新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが五類へ移行したことによる観光需要の高まりを受けて、営業再開を目指して準備を進めておりましたところ、車両塗装の劣化や電気関係の設備不良などにより、現在も営業再開が出来ずにいるところです。

「あけぼの」に留まらず、園内にある他の車両や施設においても、「あけぼの」と同様に老朽化が激しく進んできております。これらを維持し、安全に活用していくためには、多くの費用、そして人手や技術を必要とすることから、小坂鉄道レールパークは厳しい営業環境にさらされています。

町としては、明治百年通りを中心とした観光産業の活性化には、小坂鉄道レールパークは欠かすことが出来ない施設であると考えており、関係者の皆様のご賛同を得ながら今回のプロジェクトに挑戦することにいたしました。

この寄附は、ふるさと納税を取り扱う「ふるさとチョイス」の特設サイトから受付いたします。

寄附を頂いたお礼としまして、今回のプロジェクトのためだけにご用意させていただいた品もございます。その中のひとつに、日頃から小坂鉄道レールパークの運営に協力いただいている小坂鉄道保存会の監修による「憧れの24系寝台特急で夢の乗客専務車掌体験」があります。

こちらは、令和6年度シーズンにおいて、あらかじめ指定した日に小坂鉄道保存会の臨時会員として車掌チームに参加します。実際に一晩、車掌として、車内放送や検札など本当に乗務しているかのような体験ができる夢のプランです。

この他にも「ブルートレインあけぼの」の宿泊券などのほか、通常のふるさと納税のお礼の品として提供しているものをご指定いただくことも可能です。

小坂七滝ワインやアカシアはちみつ、十和田湖高原ポーク桃豚といった小坂町の特産品もお楽しみください。

皆様からの寄附による応援をお待ちしております。