令和4年8月4日

【新型コロナウイルス感染症の拡大について】

7月22日に、秋田県独自の感染警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられたことを受け、町では新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、町民に対してより一層の注意喚起が必要であると判断したことから、7月25日に広報こさか臨時配布第8号を発行しました。
また、大館保健所管内において感染が急拡大していることから、大館市長、鹿角市長との3者合同で、7月28日に北鹿新聞さんへ感染症拡大防止に関するメッセージを掲載し、管内住民に対して感染予防対策の徹底をお願いしたところです。
臨時広報、新聞広告のいずれも換気の重要性を呼びかけており、感染を防ぐには三密の回避、マスクの着用、手洗い及び手指消毒の徹底等の予防対策に、お一人お一人がしっかり取り組んでいただくしかありませんので、今後も機会を捉えて住民へ周知してまいりたいと考えております。

【宿泊助成券事業の抽選結果とスタンプラリーの実施について】

本事業は、新型コロナウイルスの影響を受けている宿泊観光客を呼び戻すために、秋田県民を対象に、5,000円の宿泊助成券を1人最大2枚まで応募できるものとし、6,000枚分を発行したものです。
6月8日から6月30日まで郵便ハガキによる受付を行い、秋田県内すべての市町村から11,504通の応募がありました。抽選を行った結果、当選者3,000人を決定し、助成券を当選者に送付いたしました。
応募者が一番多かったのは秋田市で、全体の45％、次に大仙市、由利本荘市の順となっており、競争率は2.6倍となりました。
昨年も同様の宿泊助成を行いましたが、昨年度より2,042通多い状況です。
応募いただいた皆様の中には、期待に応えられない方もおられましたが、応募者全員にお礼を申し上げたいと思います。
宿泊利用期間は、7月25日から11月30日までとなっております。
また、7月23日から11月7日までの期間で、町内の観光施設をめぐるスタンプラリーを実施しています。スタンプを一定の個数押印し応募すると、抽選で総額100万円相当の小坂町特産品が当たるものです。
観光客の皆様には、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力の上、街歩きをしながら、宿泊、食事なども楽しんでいただきたく、お越しをお待ちいたしております。

小坂町地域商品券事業について

本事業は、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合対策として、地域経済及び住民生活を支援することを目的として、町内各事業所で使用できる地域商品券を、7月1日現在の町民2,304世帯に、1世帯につき千円の商品券を15枚、1万5千円分を交付したものです。
使用期間は8月1日から10月31日までとなっており、商品券を使用できる商店等については、取り組み事業者を募集した結果、95事業所から登録していただきました。
また、同時に町民の皆様に小坂町産ワインと地域食材のマリアージュを楽しむ機会を創出し、地域活性化を図ることを目的として、小坂町産ワインで乾杯条例クーポン券を1,000円分同封しました。
ワインクーポン券の使用期限は、令和5年3月31日までです。
新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じながら、商品券やワインクーポン券をご利用いただき、町内事業者の活性化につなげていきたいと思っております。

小坂七夕祭について

町の夏の風物詩となっております「小坂七夕祭」ですが、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、展示のみの開催といたしました。
今年度につきましては、関係者、七夕祭実行委員会、七夕祭振興会で協議を重ねてまいりました。
7月22日に秋田県の感染警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられ、いまだ、感染症の収束は見えない状況でありますが、県内の事業の開催状況、感染症対策、伝統行事の継承など総合的に判断し、8月7日に開催することといたしました。
関係団体には、山車の製作段階から運行まで感染予防対策を徹底するよう周知し、短い制作期間でありましたが、4台の山車が参加を予定しております。
これまでのような昼夜の運行はできませんが、7日の夜に康楽館駐車場を会場に、合同で展示運行を行います。
今後の感染状況しだいでは中止の可能性もありますが、コロナ禍で不自由な生活を強いられている中、町の伝統行事を継承し、小坂町のみなさんに少しでも明るい話題をお届けできればと思っております。
来年はぜひ通常の運行ができるよう願っております。

小坂町二十祭について

毎年、夏に行っている「小坂町成人式」でありますが、今年度は成人年齢が18歳に引き下げられたため、式典の対象年齢を20歳から21歳、平成13年4月2日から平成14年4月1日生まれの方として、町内及び近隣に住む対象者が式典実行委員会を組織して準備を進めることになりました。
式典の名称については、新名称を公募することとしました。5月に公募を行い、式典実行委員会の委員が選考し、名称を「小坂町二十祭(にじゅっさい)」に決定いたしました。
式典は、8月12日、康楽館を会場に開催いたします。当日は、39名の出席が予定されております。
参加者には、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、ワクチンの3回目接種またはPCR検査陰性などの証明を提出していただくこととしております。
また、たくさんの保護者から入場の要望がありましたので、対象者1人につき保護者など2名まで、対象者と同様の条件により入場を許可することといたしました。
今後の感染状況しだいでは中止の可能性もありますが、一生に1度の「二十祭」でありますので、町としてお祝いしたいと考えております。