令和3年7月6日

【地域公共交通計画策定に係るアンケート調査の実施について】

「地域公共交通計画」は、地域公共交通活性化再生法の改正により、計画の策定が努力義務化されたことに伴い策定するもので、町民生活の確保・維持のために、公共交通を再点検し、町民ニーズに即した公共交通のあり方を検討し、計画の実現化を目指すものです。

計画策定にあたり、従来の公共交通サービス及び福祉輸送やスクールバス等の、地域の多様な輸送資源について計画に位置づけるとともに、地域の移動ニーズにきめ細やかに対応する必要があるため、いくつかのアンケート調査を実施します。

一つ目に、7月中旬から路線バス等に調査員が乗車して、乗客に対して行う方法で利用者ニーズを把握する「利用者アンケート調査」を行います。

二つ目に、7月下旬から「町民アンケート調査」を行います。無作為に抽出した500世帯に対し調査票を郵送し、1世帯から2人分の回答を回収して町民ニーズを把握します。

三つ目に、8月下旬には町内に在住する高校生及び町外から小坂高校に通う生徒に対して「高校生アンケート調査」を行い、通学実態や家族による送迎等の把握を行います。

そのほか、バス停留所近隣に所在する集客施設に対して依頼し、ヒアリング形式により、公共交通と連携した取り組みの可能性等を探るため「集客施設アンケート調査」を行う予定にしております。

【全町空き家調査の実施について】

現在、人口減少とともに適切な管理が行われていない空き家等が、防災、衛生、景観等の生活環境に深刻な影響を及ぼすことが、全国的に懸念されております。

当町では、平成27年度に秋田県が行った調査で、中央地区に81戸の空き家を確認しましたが、中央地区以外は詳細な現地調査を実施していないため、平成29年度に策定した「小坂町空家等対策計画」では、あらためて小坂町全域での調査を実施することにしておりました。

今回の調査は、町民の生命と財産の保護、生活環境の保全とともに、空き家の利活用に関する基礎資料とすることを目的として実施し、空き家の位置や外観の損傷状況などを9月末までの期間で調査いたします。

第6次小坂町総合計画スタートの年に行われる空き家調査が、重要施策のひとつである移住・定住推進のための受け皿となる住宅ストックの確保に寄与することを願っております。

【新型コロナウイルスワクチンの接種状況について】

本町では、4月26日から65歳以上の高齢者を優先し接種を開始いたしました。接種は全て、小坂町診療所での個別接種で実施しております。

第1弾接種は、6月16日までに高齢者900人が2回の接種を終えました。

続く第2弾として、同じく65歳以上の方々を対象に、6月11日から開始し、昨日の5日までに1,048人の方々が1回目の接種を終え、今月26日までに2回の接種を終える予定です。

高齢者の接種率は、第2弾終了時までに接種された方が、1,948人、高齢者全体の約86%、接種対象者である12歳以上の町民の約42%と見込んでおります。

また、65歳未満の方々の接種は、第3弾、第4弾で実施する予定です。

第3弾として、50歳から64歳、19歳から49歳の基礎疾患を有する方及び12歳から18歳の児童を対象に、今月29日から8月28日まで実施する予定です。対象者約1,100人には、接種券を6月28日に発送いたしました。なお予約受付は、明日の7日から11日までコールセンターで行います。

最後に第4弾として、19歳から49歳までの方と第1弾から第3弾で接種されていない方を対象に、8月中旬から実施し、10月上旬までに接種が終了できるよう計画しております。

【宿泊助成券事業の応募状況と抽選結果について】

本事業は、新型コロナウイルスの影響を受けている宿泊観光客を呼び戻すために、秋田県民を対象に、5千円の宿泊助成券を1人最大2枚まで応募できるものとし、5,000枚分を発行するものです。

6月1日から6月21日まで郵便ハガキによる受付を行い、秋田県内すべての市町村から9,967通の応募がありました。6月23日及び24日に抽選を行った結果、当選者2,503人を決定し、助成券を当選者に送付いたしました。

応募者が一番多かったのは秋田市で、全体の44%、次に大館市、由利本荘市の順となっており、競争率は3.98倍となりました。

昨年も同様の宿泊助成を行いましたが、秋田県内の応募としては昨年度より2,452通多い状況です。

応募いただいた皆様の中には、期待に応えられない方もおられましたが、応募者全員にお礼を申し上げたいと思います。

宿泊されます皆様には、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力の上、是非とも観光施設の見学や飲食店もご利用いただき、十和田湖や明治百年通りなど町内をゆっくりと散策いただければと思っております。

【みんなで応援地域商品券事業について】

本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地域経済の回復支援と個人消費の拡大を促進させるため、町内各事業所で使用できる地域商品券を、令和3年1月1日現在の町民4,821人に、1人につき千円の商品券を12枚、1万2千円分を交付するものです。

その内、最も影響を受けている飲食関連事業者への支援、消費拡大のために、2千円分は飲食店専用券にしております。

商品券を使用できる商店等については、取り組み事業者を募集した結果、93事業所から登録していただきました。内訳は小売販売31事業所、飲食関連19事業所、宿泊関連7事業所、自動車関連5事業所、理美容関連14事業所、建設設備関連14事業所、観光施設3施設となっております。

今回は申請方式で、7月2日に申請書を各世帯に発送いたしました。8月10日の締め切りで、原則郵便で申請いただいた後に、随時書留郵便で商品券を発送いたします。

商品券の使用期間は8月1日から10月31日までとなっております。

対象となる皆様には、是非とも申請して商品券をご利用いただき、町内事業者の活性化につなげていただきたいと思っております。

【地域応援スタンプラリーについて】

本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている町内の事業者を応援するために、スタンプを一定の個数押印し応募すると、抽選で総額100万円相当の小坂町特産品が当たるものです。

実施期間は7月16日から11月8日までで、スタンプ設置施設および町内の宿泊施設に設置している「スタンプラリー台紙」にスタンプを押して、切手を貼り応募していただきます。

スタンプ設置場所は、康楽館、小坂鉱山事務所、小坂鉄道レールパーク、郷土館、赤煉瓦倶楽部、あきたエコタウンセンター、道の駅こさか七滝、発荷峠展望台、十和田ふるさとセンター、十和田市休屋の十和田湖観光交流センター「ぷらっと」の10カ所になります。

観光客の皆様には、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力の上、街歩きをしながら、宿泊、食事なども楽しんでいただきたく、お越しをお待ちいたしております。

【成人式について】

毎年、夏に行っております「成人式」ですが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期としておりました。

今年度は、対象者から組織する実行委員会とも協議しながら、8月12日に「康楽館」を会場に開催することといたしました。対象年齢は、平成12年4月2日から平成13年4月1日までに生まれた方となります。

当日は、県外からの参加者につきましては、開催日の2週間前から県内に滞在し、その間県外との往来がなく、かつ発熱・体調不良のない方、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した方などに限定しております。

また、式典につきましては、会場入場者を最小限にするなど簡素化し、時間を短縮して行います。

今後の感染状況次第では中止の可能性もありますが、一生に1度の「成人式」でありますので、町としてお祝いしたいと考えております。

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更新日:2021年07月06日