【令和7年4月採用・地域おこし協力隊募集】小坂のぶどうを育み、唯一無二の日本ワインを築く「グリーンツーリズムの推進」

こちらの募集は締め切りました。

募集概要

明治に鉱山の町として栄えた小坂町では、戦後になると採掘量の減少や若者の県外流出、企業の撤退などにより経済にも陰りが見え、平成に入り新たな産業を創り出すために出てきたアイデアの一つが「小坂町にワイナリーを作ろう」というものでした。
当時は利用していない農地も多く、その利活用という観点からもブドウ栽培は有効であると考えられ、その後多くの苦労と努力の連続により、現在では火山灰土壌で水はけが良い環境を活かしたブドウ栽培が行われています。
平成29年には町内に待望の「小坂七滝ワイナリー」がオープンし、純小坂産のワイン醸造の取り組みがはじまりました。令和5年には世界初の「日本山ぶどうワインコンクール」が小坂町で開催され、数多くの「小坂七滝ワイナリー」のワインが受賞するなど新たな産業の創出に向けて歩み始めています。
そんな小坂町でブドウ栽培やワイン醸造に従事し、「グリーンツーリズム」の推進を担う地域おこし協力隊を募集します。

※現在、先輩の協力隊員2名が同様に活動を行っています。

求める人物像

・農業やお酒(特に日本ワイン)に興味がある方
・畑やワイナリーなどで体を使った作業が好きな方
・明るく前向きに何事にも全力で取り組む方
・協調性と主体性を兼ね備えた方

ロードマップ(3年間の活動計画)

ロードマップはこちら(PDFファイル:159.9KB)

活動内容については、現時点での予定のため、今後変更となる可能性があります。
また、任期後の進路については確約されたものではなく、想定し得る参考例となります。

募集人数・活動内容

グリーンツーリズム推進事業に従事する地域おこし協力隊:1名

・ブドウ栽培作業(畑の管理も含む)
・小坂七滝ワイナリーでの醸造および出荷作業
・ブドウ栽培やワインを通じた各種イベント等への参加
・隊員の経験やスキルを活かした事業推進のための企画提案
・ブドウ栽培やワインに関する情報発信

募集条件

以下の(1)~(8)の全てに該当する方

(1)次のいずれかに該当する方
ア:現在、三大都市圏の地域または地方都市(条件不利地域は除く)に住民票を有する方

※現在、お住いの地域が要件に該当するかを下記リンク(総務省の地域おこし協力隊ウェブサイトに掲載されている地域要件確認表)からご確認ください。

地域おこし協力隊の地域要件確認表(PDFファイル:1.3MB)

イ:他の地方自治体において、地域おこし協力隊として同一地域で2年以上活動し、かつ解嘱1年以内の方
ウ:他の地方自治体において、語学指導等を行う外国青年招致事業参加者として2年以上活動し、活動終了から1年以内の方
エ:海外に在留し市町村が備える住民基本台帳に登録されていない方

(2)採用が決定し委嘱された後は、小坂町に住民票及び生活の拠点を移して活動ができる方

(3)心身ともに健康な方で、地域住民や関連団体と積極的に関わり、意欲的に関係を築こうと努力できる方(農水省による就農支援事業は49歳以下の年齢要件があります)

(4)活動内容を積極的に企画・提案・実行できる方

(5)協力隊活動終了後、小坂町で起業、就業して定住する意思のある方

(6)普通自動車運転免許を所持し、実際に運転ができる方

(7)パソコンおよびモバイル端末の基本的な操作ができる方

※パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント、メール等)、モバイル端末(X・Instagram・Facebook等)

(8)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格条項に該当しない方

雇用形態

地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する第1号会計年度任用職員

活動地域・勤務地(受入団体)

活動地域:主として小坂町内

受入団体:小坂町観光産業課農林班
(ブドウ畑や小坂七滝ワイナリーなど現場での活動がメインとなります。)

勤務時間等

(1)勤務日数:週5日(1週間あたり35時間)

(2)勤務時間:8時30分~17時15分(月~木曜)、8時30分~12時30分(金曜)
(ただし、活動内容によっては時間帯が変動する場合があります)

毎月活動報告書を提出していただきます。
提出いただいた報告書はホームページ等へ掲載する場合があります。

なお、勤務時間外であれば副業は可能ですが、次の全てを満たし、事前に小坂町へ確認し許可を得た上で行う必要があります。

ア:本来の活動に支障が無いこと
イ:利害関係者等と不適切な関係にならないこと
ウ:公序良俗に反しないこと

雇用期間

令和7年4月1日(採用の日)から令和8年3月31日まで
最長で令和10年3月31日まで継続可能とし、1年単位(年度毎)で成果等を検証のうえ、継続更新の判断を行います。

待遇等

(1)給与:初年度は月額208,216円とします。他に期末手当、勤勉手当、昇給、時間外勤務手当があります。

(2)保険等:社会保険(健康保険・厚生年金)、雇用保険、非常勤職員等公務災害補償制度への加入があります。

(3)研修等:研修への参加費や旅費等は、町職員の例により予算の範囲内で町が支給します。

(4)車両:勤務時間中に車両を必要とする場合、町が準備し無償で貸与します。なお、車両は他の隊員との共用とし、勤務時間外の使用は不可とします。

(5)機器類:パソコン等を活動に必要とする場合、町が準備したものを使用します。

(6)住居:原則として、町が借り上げた賃貸物件とします。

(7)光熱水費:隊員の負担とします。

(8)引っ越し:荷物運搬等引っ越しにかかる経費については、隊員の負担とします。

(9)その他:活動に必要な経費等は予算の範囲内で町が負担します。

選考方法

(1)第1次選考(書類選考)
応募書類による審査を行います。
選考結果は文書で通知します。

(2)第2次選考(面接試験)
第1次選考合格者を対象に小坂町役場にて実施します。
面接試験実施日については、協議のうえ決定します。
選考結果は後日通知します。

(3)応募に係る費用
書類郵送代、交通費、宿泊費等は個人負担とします。

応募手続き

(1)応募方法
次の書類を下記応募先まで、郵送または持参してください。
なお、提出いただいた応募書類は返却いたしません。

ア:履歴書(市販のものも可とします)
イ:地域おこし協力隊活動目標
(別紙様式・下記関連ファイルよりダウンロードしてください)
ウ:運転免許証の写し

(2)応募先
〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41番地1
小坂町総務課企画財政班 地域おこし協力隊募集係 宛

(3)応募受付期間
令和7年1月31日(金曜日)※当日消印有効
なお、応募受付期間までに応募がなかった場合は、受付期間以降に選考審査を随時実施することもあります。その場合は定員に達し次第、募集は終了します。

注意事項

・住民票の異動は必ず採用内定通知以降に行ってください。それ以前に異動をしてしまった場合、応募対象者でなくなり採用取り消しとなる場合があります。

・選考において合格者がいなかった場合は、募集人数にかかわらず本募集期間において「採用者なし」とする場合があります。その場合は再度募集をすることがありますので、あらかじめご了承ください。

関連ファイル

【参考】現在同じ活動している隊員の様子

現在同じ活動をしている先輩隊員である熊澤圭祐さんが紹介されています。

・熊澤圭祐さんのインタビュー(秋田県の移住定住ポータルサイト)
詳しくはこちら(外部サイトへリンク)

・熊澤圭祐さんの寄稿文(「あきた経済」令和5年11月号)
詳しくはこちら(外部サイトへリンク)

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 企画財政班(企画)

〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1
電話番号:0186-29-3907
ファックス:0186-29-5481

更新日:2025年02月03日