第6次小坂町総合計画(第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略)

1 計画策定の目的
  小坂町(以下、「本町」とします。)では、平成23年度(2011)に第5次小坂町総合計画(平成23年度~令和2年度)を策定し、「“ひと”と“まち”が輝く 躍動する小坂 ~十和田湖と鉱山文化 人と自然にやさしい環境が新しい時代を築く~」を将来像に掲げ、まちづくりに取り組んできました。
  この間、私たちを取り巻く環境は大きく変化し、人口減少、少子高齢化の進行をはじめ、町民の暮らしを支える地域社会や町民の意識の変化、町内外を取り巻く社会的、経済的な影響、価値観の多様化など、これまでにない多様な課題に向き合う必要があり、これからの時代にふさわしいまちづくりが求められています。
  また、地方の自主性、自立性を強化し、多様な主体が連携して身近な課題を解決し、地域の魅力を高める地方創生のまちづくりを町民と行政が協力して進めていく必要があります。
  そこで、現在の第5次小坂町総合計画が令和2年度(2020)で終了することを機に、中長期的な視点から、私たちを取り巻く環境を的確に捉えつつ、町民との協働による時代に合ったまちづくりを行うため、新たなまちづくりの指針となる令和12年度(2030)までの基本構想を掲げるとともに、令和7年度(2025)を目標年次とする前期基本計画を策定しました。


2 めざすまちの姿(将来像)
  少子高齢化が進行するなかで、私たち一人ひとりが、厳しい社会環境を認識し、それを乗り越えていくために、これからのまちづくりでは、地域の魅力を改めて見つめ直し、それらを生かしていくために、ともに考え、行動することが求められます。
  本町には、十和田湖をはじめとする自然と共生する豊かな環境や、鉱山の町としての近代化産業遺産群など、「ひと」、「自然」、「文化」の様々な魅力が、現在のまちや暮らしの中に共有財産として受け継がれています。
  こうした本町の魅力を地域の個性としてまちの発展に生かし、町民と共有しながら、「これからも住み続けたい」という誇りとして未来へ継承していくために、ともに進めるためのめざすまちの姿(将来像)を「ひとと自然と文化を未来につなぐ魅力あふれるまち」とし、住む人が愛着を持ち、訪れる人が感動するまちづくりをめざします。


3 重点プロジェクトによる取り組み(総合戦略)
  本町では、豊かな自然、日本の近代化を支えてきた鉱山の町として、経済や文化、製錬技術を活用した環境リサイクル産業への転換、農業、畜産業における6次産業化の進展といったように、時代の変化、先人たちの英知によって、産業や歴史・文化を育んできました。
  一方で、急速に進む過疎化と少子化の影響による人口減少は、社会情勢の変化による新たな課題が生じるなど、従来の仕組みや考え方では対応しきれない時代が到来しており、総合的な施策を講じて対応していく必要があります。
  そのため、重点プロジェクトを本町の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」と位置付け、国の「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」において喫緊の課題である人口減少問題、地方においては働き手・担い手である若者の減少や地域のにぎわいの喪失等の克服と地方創生を成し遂げていくため、国、県の総合戦略を勘案したうえで、本町の将来に向けて、前期基本計画及び各種の個別計画との整合性を図りながら、今後5年間で横断的に実施する施策について取りまとめています。

計画の構成及び計画期間

 

「第6次小坂町総合計画」「概要版」「実施計画」は、下記のファイルをダウンロードしてご覧ください。

 

 

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更新日:2022年07月07日