小坂町地域水道ビジョン

小坂町地域水道ビジョン 平成23年

今日、水道事業においては、施設の大規模な更新が必要となる中で、安全・快適な水の供給や、災害時にも安定的な給水を行うための施設水準の向上等に向けた取り組みが求められるとともに、その基礎となる運営基盤の強化や技術力の確保等が必要とされています。これらの課題に適切に対処していくためには、各水道事業者等が自らの事業を取り巻く環境を総合的に分析した上で、経営戦略を策定し、それを計画的に実行していくことが必須です。

厚生労働省では、平成16年6月に水道関係者の共通の目標となる水道の将来像とそれを実現するための具体的な施策を例示した「水道ビジョン」を策定し、これからの水道事業体のあるべき姿として、「安心」・「安定」・「持続」・「環境」・「国際」の5つを主要政策課題と位置付け、水道界全体で取り組んでいくものとしています。

各水道事業者等が、事業の現状と将来見通しを分析・評価した上で、「水道ビジョン」の方針を踏まえて目指すべき将来像を描き、その実現のための方策等を含めた「地域水道ビジョン」を作成することにより、今後の水道事業等に求められる施策を着実に実施するよう必要な取り組みを進めていきます。

当町では、平成23年度を目標年次とした『小坂町総合計画 みんなでつくるまちづくり』を策定し、計画的なまちづくりを推進しています。

これは21世紀の初頭にあって、これまで築きあげてきたまちづくりを基盤に、町の将来像とまちづくりの指針を示したものです。

“ひと”と“まち”が輝く躍動する小坂を目指し、当町が持つ特性(豊かさ)を十分に活用しつつ、町民の英知の結集と協力により、資源循環型社会の実現といった環境に活路を見いだすまちづくりを目指しています。

当町を取り巻く社会情勢は、産業構造の変化、少子・高齢化社会への突入、高速交通体系化や高度情報通信システムの進展、さらに地方分権の推進など大きな変化をみせています。こうした地域社会を取り巻く新しい潮流を踏まえながら、長期的な視点に立ち、当町のあるべき将来像を示し、課題克服のあり方を見い出し、夢のあるまちづくりに向け取り組んでいます。

小坂町地域水道ビジョン
はじめに
地域水道ビジョン作成にあたって
地域水道ビジョン策定の主旨
地域水道ビジョンの位置付け

第1章.小坂町の概況と水道事業の概要
1.1 小坂町の現状
1.2 小坂町の水道事業の概要
1.3 小坂町の水道の変遷
1.4 小坂町の水道の給水区域

第2章.小坂町の水道施設の現況
2.1 小坂町の水道施設のフロー
2.2 小坂町の水道施設の現況

第3章.現状の評価と課題の抽出
3.1 これまでの取り組みに対する評価
3.2 水道事業の業務指標
3.3 水道施設の現況と課題
3.4 水道運営の現況と課題

第4章.課題の整理と将来像の設定
4.1 課題の分類
4.2 優先度の設定
4.3 課題項目の整理
4.4 将来像(基本理念)の設定
4.5 目標の設定

第5章.実施方策の検討
5.1 具体的施策

おわりに
1 実施体制の構築
2 今後の課題
小坂町地域水道ビジョン(PDF)
この記事に関するお問い合わせ先

建設課 水道班

〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1
電話番号:0186-29-3911
ファックス:0186-29-5481

更新日:2019年04月02日