(水稲農家向け)あきたこまちR以外の品種の湛水管理の徹底について
カドミウム含有米の生産防止には湛水管理の徹底が有効であることが実証されています。
あきたこまちR以外の品種を作付けする場合は、
出穂前後の各3週間(7/12~8/23)は常時水を張り、田面に空気を触れさせないようにしましょう。※出穂が8/2の場合
湛水管理のポイント
・6月下旬から「中干し」を開始しましょう。その際、強い中干しは避けましょう。
・ぬかりやすく、水はけが悪い水田では、中干しの際に「溝切り」を実施しましょう。
・常時水を張り、田面を空気に触れさせないようにしましょう。完全落水は遅めにしましょう。
※J-クレジットの中干し延長は「あきたこまちR」で取り組みましょう。
カドミウム含有米が発生すると
基準値を超えた米は、湛水管理の実施を条件として、秋田県が買入・処分を行います。ただし、同一生産者においてカドミウム含有米が連続発生した場合は、秋田県の買入価格が減額となります。
◎2年連続発生 : 通常買入価格の1/2の価格
◎3年以上連続発生: 通常買入価格の1/3の価格
(例)通常買入価格が、6,000円/30kgの場合
・2年連続発生・・・3,000円/30kg
・3年連続発生・・・2,000円/30kg
あきたこまちRについて
※「あきたこまちR」は湛水管理が不要のため、通常の水管理(間断かん水)を行いましょう。
関連資料
湛水管理の実施を徹底しましょう(リーフレット) (PDFファイル: 1.9MB)
秋田県ホームページ
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観光産業課 農林班
〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1
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更新日:2025年07月08日