大自然が織りなす美しき国立公園「十和田湖」

約20万年前に火山の陥没によりできた二重カルデラ湖のである「十和田湖」は、東西約10キロ、南北約8キロ、水深は327メートル、その清澄な水で高い透明度を誇っています。
白一色の中で氷結しない青が印象的な『冬』、遅い春を迎え芽吹いた緑が輝きを増す『新緑』、そして周囲の山々が秋色に染まる『紅葉』は必見です。訪れるごとにその表情を変える神秘の湖に出かけてみませんか。

※例年11月中旬~4月下旬、展望台・お手洗は冬期閉鎖となります

「発荷峠展望台」

樹海ラインと国道103号線が交わる要所にあり、十和田湖南の玄関口ともいわれる発荷峠(はっかとうげ)から眺める十和田湖は、中山・御倉の両半島が重なって横たわり、正面に十和田カルデラの御鼻部山、さらにその後方には南八甲田の山々ものぞめます。

【標 高】610メートル
【駐車場】あり(大型可)
【お手洗】あり

※例年11月中旬~4月下旬、展望台は冬期閉鎖となります

「紫明亭展望台」

発荷峠から樹海ラインを進み車で約3分、静けさの中で眺望が楽しめる紫明亭(しめいてい)には、1927年(昭和2年)「日本八景」の湖沼部門に選ばれたことを記念して建立した石碑があります。また、ここから眺める十和田湖がハートの形をしておりパワースポットともいわれています。

【標 高】630メートル
【駐車場】あり(大型可)
【お手洗】なし

「十和田湖西湖畔」エリア

大川岱地区を中心とした十和田湖の新たな拠点として注目されているエリア。十和田湖のヒメマス養殖やこの地域にかかわりが深い歴史的建造物なども点在しています。また大川岱地区をはさんで湖畔沿いに約4キロ散策が楽しめる『十和田湖西湖畔遊歩道』も整備されています。

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「和井内神社」

ヒメマス養魚の始祖和井内貞行を支えた妻カツが亡くなった後、湖畔住民がその徳を慕い勝漁神社を建立したのがはじまりで、後に亡くなった貞行も合祀され、昭和8年(1933年)に現在の和井内神社に改名されました。

【建立】明治41年(1908年)
※現在の拝殿は昭和52年(1977年)改築

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「樹恩の鐘」

小坂町に縁のある鉱山技師のクルト・ネットーの故郷であるドイツ最古の芸術鋳造工場「ラウフハマー社」で平成7年(1995年)に鋳造されたものですが、現在は鐘が故障し、外しています。同社廃業により修復は不可能となっています。

 

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「大川岱園地」

駐車場やあずまや、お手洗など緑地公園として整備されています。園地内から湖畔の桟橋に通じる道には、町の木であるベニヤマザクラが植栽され、淡紅色の花々が十和田湖の遅い春を彩ります。

※お手洗、駐車場など園地内は冬期閉鎖となります

「滝ノ沢展望台」

秋田・青森県境付近にあり、展望台から湖岸の集落は見えず、木々の間から十和田湖が奥ゆかしく見え隠れします。正面眼下には御倉・中山の両半島が広がっています。

【標高】698メートル
【駐車場】あり
【お手洗】なし

※冬期間は閉鎖となります

「十和田ホテル」

1939年(昭和14年)にオープン、天然秋田杉の巨木を巧みに配し、国登録有形文化財にも指定される格調高い建物です。館内は様々な工夫が凝らされ、木の趣に包まれており、すべての客室から十和田湖を望むことができます。

詳しく(外部リンク)はこちら

「十和田ふるさとセンター」

大川岱地区にあり、カヤックやサップなどの水上アクティビティなど楽しめる拠点となっている施設です。施設内にはコワーキングスペース、バーベキューコーナーなどもあり、こだわりのコーヒーが楽しめるカフェも出店しています。

詳しく(外部リンク)はこちら

「道の駅」※建設中

十和田湖の新たな観光拠点として和井内地区に2023年(令和5年)秋のグランドオープンを予定している道の駅です。町役場の出張所も併設し、2021年(令和3年)春に先行してオープンしています。

「十和田湖西湖畔遊歩道」

全長約5km、ほぼ平坦な道が湖畔に沿って続いており、気軽に自然が満喫できます。鉛山桟橋(写真左下)や坂本龍馬とも縁のある礼拝堂(写真右下)などのフォトスポット、小さな山野草からカツラやブナ、ホオノキの巨木といった自然の営み、湖面に映る山々の景色と水の音を堪能しながら散策を楽しめます。

 

【散策マップ】
十和田湖西湖畔散策マップはこちら(PDFファイル:5.5MB)
※一般的な鉛山地区~大川岱地区(約2km)のコースのマップになります

【ガイド同行希望の方】
事前予約制で小坂町観光案内人が同行して散策も楽しめます。詳しくはこちら

「白地山」(しろじさん)

標高は小坂町最高峰の1034メートル、東北百名山の一座でもある十和田湖外輪山のひとつです。山頂直下に湿原があり、春から夏にかけての開花期になると高山植物が咲き誇ります。樹海ライン途中にある鉛山峠登山口から白雲亭展望台を経て、山頂を目指すルートが標高差も少なく登りやすく一般的で、十和田湖西湖畔の大川岱地区などへ続くルートもあります。

 

【登山マップ】
現在準備中です

【白地山バッジ】(写真右下)
明治百年堂(小坂鉱山事務所内)にて販売しています

十和田湖探勝の中心地「休平・休屋」 エリア

神田川を境に青森県となる県境エリアで、秋田県側が「休平(やすみたい)」地区、青森県側が「休屋(やすみや)」地区となり、十和田湖の中心地でもあります。温泉やホテル、土産物店、食堂などが軒を並べ、バスターミナルや遊覧船乗り場などもあり、観光拠点となっています。

「乙女の像」

高村光太郎作の高さ2.1メートル、一対のブロンズ裸婦像で十和田湖のシンボルとして親しまれています。

【建立】昭和28年(1953年)

※所在地は青森県十和田市

「十和田神社」

古くから水神信仰の中心地として栄えていた十和田湖に祀られる神社で、全国でも珍しい占い場を持つパワースポットです。

【建立】大同2年(807年)
※現在の本殿などは昭和16年(1941年)建立
※所在地は青森県十和田市

「十和田湖遊覧船」

湖上から十和田湖を満喫できる。休屋を拠点に御倉・中山半島を周遊するルートと奥入瀬渓流の入口となる子ノ口を結ぶルートの2コースがあります。

詳しく(外部リンク)はこちら
※遊覧船発着所の所在地は青森県十和田市

「神田川・両国橋」

十和田湖に川の水が注がれる直前、神田川の河口にかかる両国橋は、遊覧船乗り場や乙女の像へ続く遊歩道の一部となっており、神田川が秋田と青森の県境であることが一目で分かるスポットです。

「十和田湖開発の碑」

1896年(明治2年)旧盛岡藩士の栗山新兵衛が十和田湖畔の原生林を開墾し、通年定住をしてこの地域の開発に励んだ功績をたたえた石碑。国道103号線秋田・青森県境の神田橋近くにあります。

「十和田湖畔温泉」

2003年(平成15年)に開湯した秋田・青森両県にまたがる温泉。小坂町では下記4軒の宿泊施設に温泉が供給されています。

【宿泊施設】
とわだこ遊月
とわだこ賑山亭
十和田湖レークビューホテル
民宿和み

この記事に関するお問い合わせ先

観光産業課 観光商工班

〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1
電話番号:0186-29-3908
ファックス:0186-29-5481

更新日:2023年10月02日