令和7年11月6日
クリスマスイルミネーションの点灯式について
今年もクリスマスイルミネーションを12月1日(月曜日)から25日(木曜日)まで、小坂鉱山事務所・天使館周辺において開催します。
1873年の冬、小坂鉱山に赴任したドイツ人技師クルト・ネットーがいち早く村人達と共にクリスマスを祝ったと伝えられています。
天使館や小坂鉱山事務所はイルミネーションで飾られ、辺り一面が幻想的な雰囲気に彩られます。
約5万球のイルミネーションは、期間中の17時から20時まで点灯し、土曜日と日曜日は小坂鉱山事務所もライトアップされます。
また、点灯初日の12月1日(月曜日)午後5時から「イルミネーション点灯式」を小坂鉱山事務所で行います。
小坂の冬の風物詩となったクリスマスイルミネーションを楽しんでいただきたいと思います。
さらに、12月20日(土曜日)、21日(日曜日)の2日間にわたり、クリスマスマーケット・イン・小坂2025を小坂鉱山事務所、天使館周辺で開催します。
クリスマスをイメージしたグルメや雑貨を販売するマーケット、キッチンカーのほか、今年のステージイベントは康楽館で実施します。昨年好評いただいた冬花火も予定しています。
幻想的な光輝く小坂町へぜひお越しください。お待ちしています。
2025小坂七滝ワイナリー・ヌーヴォーの販売について
今年もヌーヴォーの季節がやってきました。
町が推進するグリーンツーリズムの中心施設「小坂七滝ワイナリー」では、2025年のヌーヴォーを12月1日に解禁します。
今年は夏の異常な暑さとともに雨が少ない状況で、作柄が心配な状況でしたが、品質が良いブドウが収穫でき、8月下旬から盛んに仕込み作業を行ってきました。
販売本数は、小坂町産の山ぶどう品種「ワイングランド」で仕込んだ赤が600本とロゼの400本で、合計1000本の販売を予定しています。
赤は仕込み方法を変えたことで、厚みが増し、酸とのバランスが整い、ヌーヴォーらしくフレッシュで飲みやすいタイプです。
ロゼはフリーラン果汁を使った優しい味わいが人気で、今年も良い仕上がりとなりました。
どちらも自信を持って発売しますので期待してください。
お値段は赤が税込み2,310円、ロゼが税込み2,200円です。
なお、11月1日より、小坂七滝ワイナリー公式サイトでは購入予約を開始していますので、お近くの店舗で購入することが難しいという方には、こちらのご利用をお勧めします。
また、解禁日の12月1日には、「レストラン青銅館」を会場に「小坂七滝ワイナリーヌーヴォー2025」を楽しむイベントを企画しているとのことです。
詳細は、小坂まちづくり株式会社からの発表をお待ちください。
このほか、12月20日(土曜日)、21日(日曜日)の2日間にわたり行われるクリスマスマーケット・イン・小坂2025では、小坂七滝ワイナリー創業祭を同時開催します。
今年収穫されたブドウで醸造し12月1日に発売される「ヌーヴォー2025」をはじめ、小坂七滝ワイナリーのワインをグラス、ボトルで販売します。また、白のクリスマスマーケット限定の生詰めワインを販売する予定です。
町の熊出没状況と被害対策について
今年は全県的にツキノワグマの出没が例年と比較して非常に多くなっており、皆さんに被害防止対策を呼びかけています。
10月末時点でおよそ140件のツキノワグマ目撃通報があり、人的、農作物への被害防止のため、小坂町猟友会の協力を得て町内一円に箱罠を設置し、現在まで79頭を捕獲しています。捕獲数は既に令和5年の異常出没時の58頭を大きく上回っており、今年はブナやドングリなどの山の実が凶作で食べ物が山に無く、冬眠の時期まで人里への出没が続くと考えられるため、今後も増えるのではないかと危惧しています。
今年秋の出没状況を見ると、ソバ、栗の食害が多くなっており、既に刈り取られたソバ畑にも執着しています。一度でも食べたことがあるソバ畑や栗の木の周辺で執拗に食べ物を探していたり、そこまでの通り道となった地域での出没情報も寄せられており、中には玄関先で出くわしたという情報もありました。
また、目撃されたクマや捕獲に至ったクマは親子であったケースが多く、バッタリ遭遇でなくても子を守るために親熊に襲われる恐れもあります。
他市町村では痛ましい事故も多く発生しています。幸いにも町内での人的被害は発生しておりませんが、町では出没時には鹿角警察署と協力し、出没場所のパトロールや爆竹、ロケット花火による追い払いを実施しているほか、広報や情報配信メール、防災ラジオ等による注意喚起や、秋田県ツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」への出没情報の掲載を行っています。皆さんも身近にツキノワグマが存在し、いつでも、誰でも、どこでも、クマの事故に遭う危険があることを改めて認識し、外出や農作業などで外出する際は鈴などの音が鳴るものを携帯する、食べ物になりそうなものは屋外に置かない、揮発性の油などを好むのでペンキ、燃料などを屋外に置かない、物置小屋などの建物の戸締りを行う、家や農地の周囲の藪払いをする、クマを目撃した際はクマダスに登録するか役場農林班、警察などに連絡して情報共有するなどし、ツキノワグマによる人身事故を防ぐ対応をとってください。
なお、町では自治会を対象としたツキノワグマ被害防止対策事業により柿、栗など、クマの食べ物となりうる果樹などの伐採費用を助成しています。この事業は今年度限りとなりますので、自治会内にそのような管理できない果樹などがある場合は、地域の安全確保のために伐採していただきたいと思います。



更新日:2025年11月17日