教育旅行~小坂町で学ぶ伝統文化と環境問題~
小坂町は、かつて小坂鉱山を中心に栄えた文化が、明治の芝居小屋「康楽館」をはじめ、近代化産業遺産という形で現代に継承されています。また、鉱山の技術を活用した環境リサイクルなどの取り組みは、未来につながる活動として注目を集めており、近年の教育旅行においてSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れる動きがある中で、それらを学ぶ環境に適しています。
国重要文化財・明治の芝居小屋「康楽館」~文化財の保存と活用を学ぶ~
明治時代に創建され、今もなお人力で装置を回す「回り舞台」や「すっぽん」を備えている本格的な芝居小屋です。涙あり、笑いありの芝居を観劇し、その雰囲気を存分に肌で感じる体験ができます。黒子(裏方)のガイドによる舞台裏見学も好評です。
東日本地域に現存する木造芝居小屋としても希少価値があり、北海道や近隣を中心に年間1万人以上の学生が来館しています。
【学習効果】
今と昔の娯楽の違いを体験するとともに、明治から現代に至るまで施設を保存・活用してきた歴史を学びます。
「小坂鉱山事務所」と「あきたエコタウンセンター」
~小坂町をめぐる環境問題の歴史・・・過去から現代、そして未来へ~
明治時代に創建された「小坂鉱山事務所」は、現在は鉱山資料館として利用されており、ガイドの解説を聞きながら、小坂鉱山と共に歩んできた小坂町について、その歴史の光と影を学びます。
「あきたエコタウンセンター」では、世界一の複合リサイクル製錬所を目指す現場を机上での講座や工場等の見学から学びます。小坂の地で培われてきた鉱山の技術基盤が最先端の環境リサイクル技術へとつながっていくことを理解することができます。
【学習効果】
「小坂鉱山事務所」で鉱山による経済発展と環境問題、それを乗り越えた歴史を知り、「あきたエコタウンセンター」で鉱山の技術を活用した最先端のリサイクル技術の現場を見学することで、小坂町での環境問題の過去から現在、そして未来を学び、環境への関心を高めます。
※この2施設は徒歩圏内に隣接しています。
新着情報
小坂町では鹿角市、鹿角地域振興局と共に広域連携「鹿角広域観光推進会議」にて、教育旅行の誘致活動を行っています。
鹿角市も含めた鹿角地域全体の教育旅行について
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観光産業課 観光商工班
〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1
電話番号:0186-29-3908
ファックス:0186-29-5481
更新日:2021年03月30日