(趣旨)

第1条　この規程は、小坂都市計画下水道事業受益者負担に関する条例(平成10年小坂町条例第2号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。

(受益者の地積)

第2条　条例第4条に規定する受益者が負担する負担金(以下「負担金」という。)の額の算定基準となる地積は、地方税法(昭和25年法律第226号。以下「法」という。)第341条第9号に規定する固定資産課税台帳によるものとする。ただし、管理者がこれにより難いと認めたときは、実測その他の方法によることができる。

(受益者の申告)

第3条　条例第6条の規定による申告は、下水道事業受益者申告書(様式第1号)によるものとする。この場合において、受益者が条例第2条に規定する使用者であるときは、当該土地の所有者と連署して申告しなければならない。

(負担金の決定通知)

第4条　条例第8条第3項の規定による通知は、下水道事業受益者負担金決定通知書(様式第2号)によるものとする。

(負担金の納付)

第5条　条例第8条第4項の規定により負担金を分割納付する場合の各年度における納付期日(以下「納期」という。)は、次のとおりとする。

(負担金の一括納付)

第6条　条例第8条第4項ただし書に規定する一括納付とは、受益者が前条第3項に規定する通知書に記載された負担金の全額を、納付を開始すべき初年度の第1期内に納付することをいう。

(端数計算)

第7条　条例第4条の規定による受益者負担金の額に10円未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとする。

(負担金の徴収猶予)

第8条　条例第9条に規定する負担金の徴収猶予を受けようとする者は、下水道事業受益者負担金徴収猶予申請書(様式第4号)を管理者に提出しなければならない。

(負担金の減免)

第9条　条例第10条第1項に規定する負担金を徴収しない土地とは、公共の用に供している道路、河川、水路、公園等の土地をいう。

(負担金の繰上徴収)

第10条　管理者は、既に負担金の額が確定した受益者が、次の各号の一に該当するときは、納期前であっても負担金を繰り上げて徴収することができる。

(受益者の変更)

第11条　条例第11条に規定する受益者の変更の届出は、下水道事業受益者変更届出書(様式第10号)によるものとする。

(納付代理の申告)

第12条　受益者が町内に住所又は事務所等を有しない場合においては、負担金の納付に関する事項を処理させるため、町内において独立の生計を営む者のうちから納付代理人を定め、下水道事業受益者負担金納付代理人申告書(様式第11号)を管理者に提出しなければならない。納付代理人を変更し、又は廃止した場合も同様とする。

(住所等の変更の申告)

第13条　受益者又は納付代理人が住所又は氏名を変更したときは、遅滞なく、下水道事業受益者(納付代理人)住所等変更申告書(様式第12号)を管理者に提出しなければならない。

(書類の様式)

第14条　この規程において規定する書類等の様式は、別に定める。

(補則)

第15条　この規程に定めるもののほか、必要な事項は、管理者が別に定める。