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Vol.6 日本の葬列


クルト・ネットーは、日本の仏教にも関心を持ちました。高価な器具、聖像、仏具、僧の豪華な服装などに、カトリック教との共通点も見いだしています。このスケッチも、小坂か毛馬内で見た仏式の葬列でしょう。
ネットーはまた、「どこかの田舎では、きょうも貧しい農民が神社や仏寺の手を借らないで、ひそやかに家族だけの葬いをしているかもしれません。彼らにとっては葬式すら贅沢で許されないのです。御幣を肩にした子供のあとを、死んだ幼子を入れた木箱を背負った父親がつづき、小さい子をおぶった母親がお供えの食物を入れた盆を手にして従います」(『日本の紙の蝶』)と、贅沢な宗教活動の陰にある貧しい庶民の弔いにも目を向けました。

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